積みゲの塔3階 龍が如く1・2HD

積みゲの塔第3階、久々の更新である。ブログの更新は日々やるくらいじゃないとダメなのはわかっているのだけど。まあおいおいやっていきまっしょい。さて龍が如くシリーズ、今やセガの金看板の一つに成長し発売されたタイトルはスピンオフを合わせればなんと10作以上になる。PS2版の龍が如くがリリースされたのは2005年と結構な長寿シリーズなのだ。この初代龍が如くを当時新品で購入したのだがサブシナリオの一つ「遥のおねだり」でバッティングセンターの最高難度メジャー級の20球全てをホームランにするという鬼畜仕様があったのだが数週間かけてもクリアできず心が折れてしまい、そのままプレイをやめてしまったという悲しい過去があったのだ。その後いつかリベンジとPS3版を購入するもなかなか食指が動かずにいたのだが、ふと最新作7の体験版を気まぐれで遊んだところ面白かったので、そのまま7を買えば良いものをシリーズは頭から遊びたいという悪癖が出てしまいこの期に及んで初代からのスタートと相成ったのである。今回プレイした「龍が如く1&2 HD EDITION」は2012年11月発売。タイトル通りPS2版の2作をカップリング移植したものだ。グラフィックはハードの進化に合わせ高解像度になっているものの内容に関してはほぼベタ移植である。買ってから少ししてPSプラスのフリープレイで出てしょんぼりしたのを覚えている。新進気鋭(?)のヤクザだった桐生一馬が親友の親分殺しの罪を被り刑務所へ。10年後出所した桐生が欲望渦巻く繁華街神室町を舞台に翻弄されていくというのがざっくりなストーリー。まず「1」だがいくらHD化されていて元は15年前のPS2ソフト。今やるとさすがに古臭い。移動も固定カメラのため操作性もイラつくことが多かった。1と2はリメイク版の「極」がそれぞれ発売されていてそっちを購入する事も考えたのだがプレイ動機の一つがバッティングセンターのリベンジである以上思いとどまりこっちでプレイする事にした。システム面では不満も多かったがシナリオは面白く色褪せては感じなかった。バッティングセンターも2005年にはなかったYouTubeの力を借り無事リベンジ完了。15年越しでエンディングを拝むことができた。続く「2」だが順当に進化を遂げ特に寄り道要素が大幅にボリュームアップ。前作ではもの足りなかったミニゲームを大量に追加され、ゴルフ練習場とスロット・闘技場などの攻略で多くの時間が溶けることとなった。こちらも心折れることなく最後までプレイしエンディングを見ることができた。さて次は「3」ではなく初のスピンオフで主人公桐生が宮本武蔵に扮するという「見参」を遊ぶ予定。7を遊ぶのはいつのこととなるやら。

 

ゲーム感想 逆転裁判123

日本中がコロナを中心に周りはじめ、当面鬱々とした日々が続きそうでうんざりしてくる。特に志村けんの命が奪われたことはいまだにショックが抜けきらない。2020年は忘れられない年になりそうである。久々の土曜休みではあるが外出は最低限にしているので基本引きこもりということになる。なわけで作ったはいいが放置していた当ブログの更新をすることにする。積みゲの塔第2階、逆転裁判123成歩堂セレクションの感想をば。逆転裁判は2001年にカプコンから発売されたゲームボーイアドバンス用ソフトで刑事裁判の法廷を舞台にしたユニークな題材とコミカルなキャラクターたちが人気となり現在まで続くシリーズに。しばらく音沙汰がないけど来年はシリーズ20周年なのでスイッチで新作とか出さないかなあ。今作はアドバンスで発売された初期3部作を1本にまとめたもの。ちなみに遊んだのはPS4版である。PSで1画面の逆裁を遊ぶのもなんか不思議な感じがするなあ。私はアドバンス持ってなかったのでDSの移植版がシリーズ初プレイとなるが遊ぶのはそれ以来となる。移植度は良好でストレスなくプレイ出来、一度プレイしているとはいえ細かいところはかなり忘れていたため何度か躓いたがおおむねサクサク進みコンプリートできた。シナリオはさすがに20年前なので一部に古臭さを感じてしまい、ツッコミどころも多いのたけど、二転三転する展開とくるくると表情が変わるキャラクターたちは色褪せていない。名作は時を越えてもやはり面白いのだ。システム面でバックログが実装されていないのは不満に感じたが買って損はない名作であった。王泥喜セレクションも出して欲しいがシリーズ凋落の原因となった4にはアレルギーを示す人もいると思うのでどうだろうか?

ゲームの感想 銃声とダイヤモンド

さてゲームの感想である。一番最初の記事が10年前のゲームの感想とかどうかと思うが昨日クリアしてしまったのでしかたないのだ。銃声とダイヤモンドは2009年6月18日にSCEから発売されたPSP用のノベルゲーム。警視庁に新たに設けられた交渉専門の部署通称ゼロ課とそこに属するプロの交渉人鬼塚陽一の活躍を描いた作品である。ゲームの流れは普通のサウンドノベルだがシナリオの山場に交渉モードがあり上手く交渉を進めないとシナリオが進まない。交渉パートには膨大なバットエンドが存在し難易度は高め。交渉相手もコンビニ立てこもりから始まり、バスジャック、銀行強盗など色々。キャラクターも敵味方くせ者ぞろいで魅力的だった。音声があれば良かったとも思うけどゲーム本編のテンポは間違いなく悪くなっていただろうから無くて正解だったのだろう。シナリオ構成はプロローグ+6話。1〜4話は交渉の結果で通常ルートとアナザールートが用意されており全ての通常ルートを見ないと真相に辿り着けず5話以降に進めない仕組み。アナザールートもバットエンドという訳ではなくそのルートでしか見れない交渉相手もいたりして一見の価値ありだったり。正直最終話はいまいち盛り上がりに欠けたように感じたのが一番の不満点かな。発売当時は続編を望む声も多かったらしいけど頷ける出来の良作であった。もはや叶わぬ夢であろうがあのシェンムーの続編が出るくらいなのだ。いつの日にかゼロ課の面々に再開できる日も来るかも知れない。